統合失調症 ~認知機能の衰え・大学卒業研究の苦労「序」~
おはようございます。前向きんです。今回は、統合失調症による認知機能の衰えにより、大学の卒業研究で苦労したエピソードの序章を書きます。
退院後、大学の卒業研究に取り組むファーストステップとして、教授におよそ700頁の専門書を読むことを指示されました。これを読むのが実に苦痛で大変でした。当時、主治医からは家の中ではなく、外に出て勉強をするように言われていたため、教授もその方針に従い、私に本は大学内でのみ読むように指示しました。早く読み切って、次のステップに進まなければ、また卒業できなくなると焦っていた私は、毎日5時ごろに起き、朝6時から夜遅くまでぶっ通しで本を読み続け、約1か月かけて読み切りました。私にとっては内容が大変難しく、頭が疲れた時は、2行読むのに1時間かかったこともありました。非常に効率が悪かったので、休み休みやれば良かったと思います。統合失調症による認知機能の低下により、読んだ内容を長期間覚えられず、またごく短期間の記憶もできなかったため、1行読んだあと、あれ?なんだったっけ?と忘れて何度も読み直していました。最終的に、教授にわからない箇所を徹底的に聞いて、何とかある程度は理解しました。
さて、専門書を読み終わった後、今度はセカンドステップとして、パソコンを使ってプログラムを動かすことになるのですが、これもまた大変でした。本から得た知識はハヤブサの如く忘却されていき、作業に支障が出ました。これについては次回以降、書きます。
今日の夕飯はピーマンの肉詰めとかぼちゃのポタージュですが、母に作るのを手伝うように言われ、億劫です。しかし、食べるのが楽しみなので、手伝おうと思います。
それでは、また次回。
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