vs.統合失調症&強迫性障害 闘病生活を前向きに送る

持病の強迫性障害と統合失調症と闘い、前向きに生きようとする日常について発信します。時々ネガティブになりますが、私は負けません。

退院後の生活 統合失調症・強迫性障害 「目標: 大学卒業」

 こんにちは。前向きんです。今回は、退院後の生活について書こうと思います。


 病院を退院後、私には訪問看護師さんが付きました。その訪問看護師さんと一緒に毎週、軽く一週間の出来事を共有し、行動計画を立てていました。退院後は半年間休学していたため、卒業論文に取り組むまで時間がありました。その間、最初の訪問看護師さんからの課題は、一日一万歩歩くことでした。引きこもり状態を防ぐために外に出る必要があったこと、運動不足であったこと、日の光を浴びる必要があったことなどが理由であったと思います。
 現在もですが、当時無気力でしたので、一日一万歩は大変で苦しかったです。毎日約1時間歩きました。その間、頭の中は嫌なこと、不安なことでいっぱいでした。とぼとぼと独り歩いていました。将来への希望が全く無く、目の前が真っ暗で、何をしたらいいのかわからず、悲しみ、惨めに思い、ひたすら自分と両親とその他いろいろな人を呪いました。当然のことながら、そんなことをしても何も良いことは起きませんでした。一か月ほど時間が経った後、一日一万歩はやはり負荷が大きいということで、止めました。毎日一万歩によるストレスで過食していたので、歩いても体重の観点では無意味でした。しかし、短い期間でしたが、毎日歩くことを「継続」するということができたのは、意義があったと思います。
 退院後、さらに大変だったのは、失われた力を取り戻すことでした。具体的には、パソコンのタイピング能力や記憶力などを取り戻すように努力しました。病気になる前はパソコンのタイピングは速かったのですが、病気になってからは、全くタイピングができなくなりました。指が動かなくなったうえ、キーボードのアルファベットの位置を忘れてしまいました。しかし、OT(作業療法)で毎週2時間必死にタイピングの練習をしたので、今では元の速さまではいかないものの、それなりに速く打てるようになりました。OTに行くのは非常に面倒くさく、さらに強迫性障害による潔癖症のせいで、外出すると服が汚れるということで、さらに外に出たくなくなり、本当に嫌でした。しかし、これも「継続」したことで、ずいぶんと回復に繋がりました。大学の卒業論文を書けるようになるまで回復しました。
 嫌なことも、主治医と相談して必要ということになった場合は、それを「継続」することが大切であると考えます。何度も主治医にOTを止めたいと言いましたが、卒業論文で本格的に忙しくなるまでは止めさせてもらえませんでしたが、今ではそれに感謝しています。


 私は今が辛くても、将来の希望を捨てずに、これからも治療に専念していこうと思います。そのためには、退院後に取り組んだ嫌なこと(でも役に立ったこと)のようなものが今後もしあれば、我慢して取り組もうと思います。


 昨晩のバター芋のせいで太ったので、今日はそぼろご飯のお米を減らそうと思います。


 それでは、また次回。